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鉄道車両の
乗降口渡し板装置
特許第6157233号
装置開発の目的
装置開発の目的
視覚障碍者の駅での転落事故が増加していることをご存知でしょうか。
多くの駅のホームは線路まで高低差があるにもかかわらず、転落防止の対策が行われていないため、視覚障碍者でなくとも転落事故の恐れが高い場所です。そのため、最近ではホームに開閉ドアがつけられ安全対策も進んでいますが、まだ見落とされがちな部分があります。
それがホームと車両の乗り降り口の隙間です。
ホームによっては車両との隙間が大きい部分や高低差のある場合などもばらばらで、非常に危険な箇所となっています。
この隙間に視覚障碍者だけでなく、高齢者や酔客が誤って足を挟まれる重大事故となるケースも見受けられます。
そのため、このような事故を未然に防ぐことができないかと考え、本装置の発明を行いました。
視覚障碍者の駅での転落事故が増加していることをご存知でしょうか。
多くの駅のホームは線路まで高低差があるにもかかわらず、転落防止の対策が行われていないため、視覚障碍者でなくとも転落事故の恐れが高い場所です。そのため、最近ではホームに開閉ドアがつけられ安全対策も進んでいますが、まだ見落とされがちな部分があります。
それがホームと車両の乗り降り口の隙間です。
ホームによっては車両との隙間が大きい部分や高低差のある場合などもばらばらで、非常に危険な箇所となっています。
この隙間に視覚障碍者だけでなく、高齢者や酔客が誤って足を挟まれる重大事故となるケースも見受けられます。
そのため、このような事故を未然に防ぐことができないかと考え、本装置の発明を行いました。
渡し板使用時のイメージ
渡し板は列車走行時、側面などに格納されます。
列車停車時、ドアが開いた際に渡し板がホームへ下ろされます。
このようなホームでも利用可能
ホームと車両との高低差がある場合やカーブであっても本装置は対応が可能です。
なぜ本装置が必要なのか
現在、中国の新幹線に同様の装置が導入されております。日本国内では近畿日本鉄道の一部の特急列車にて同様の装置が導入されておりますが、複雑な設計の装置やホームと車両との高低差の調節などの再整備が必要となりコスト面で手軽にとは言えないのが現状です。
本装置は非常にシンプルな構造設計でさらにホームと車両の高低差やカーブの曲がり度に影響しないよう設計しております。そのため、コスト面でも導入が容易と考えられます。
装置構造
本装置は非常にシンプルな構造で特別な動力を必要としません。
ドア開閉時に使うエネルギーを流用し、乗降用渡し板の上げ下ろしを行います。
乗降用渡し板は伸縮する構造を取ることが可能なため、場所を取らずに設置できます。
本特許利用により実現可能なこと
本特許の仕組みはシンプルであるため、低コストで実現可能です。
そのため、コストをかけられない一般車両での安全装置普及のきっかけにしていただける可能性があります。
権利について
本装置のアイデアは特許6157233号として、特許を得たものです。
特許使用についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。